シリーズ「パンとごはんと…」プロジェクトは菱沼未央さんをお迎えしてお話を伺っています。
二回目のは未央さんが実際に窯元へ訪れた感想や実際に出来上がってきたサンプルを見たときの感想などのお話をしていただきました。
菱沼未央さんへのインタビューの目次
第四話(インタビューの1回目)9月2日
なんてポジティブで元気な方だろう。
第五話(インタビューの2回目)9月3日
「窯元を訪れ器を選んだ時はほとんど直感でした。」
第六話(インタビューの3回目)9月4日
ポジティブの秘訣は、「食事・睡眠・笑い」!
「窯元を訪れ器を選んだ時はほとんど直感でした。」
今回、「パンとごはんと…」プロジェクトの器は、岐阜県の多治見、瀬戸、土岐のいわゆる美濃焼の産地を中心に制作しました。
前回の記事で少し書きましたが、器の技法や産地、歴史などに詳しくはなかったので、実際に窯元へ行く前までは「本当に大丈夫なのだろうか?」という不安があったそうです。
実際に物作りの現場に足を運んでみるととてもワクワクして、たくさんの器を実際に手にとってサンプル品などをたくさんチェックしていきました。
そのときの未央さんの感想で印象に残っている言葉は「窯元を訪れ器を選んだ時はほとんど直感」の一言。
やはり普段からたくさんお料理を作っている方なのでこのように自分の料理との事からインスピレーションを得て選べていたのですね。
普通に窯元に行ってたくさんあるサンプル品を見せられて自分の欲しい物を言ってくれと言われても普通はそうは簡単に出てこないです。
ましてや初めて行った方が… 正直すごいです。
ここはやはり持ち前のポジティブさが生かされたのかもと感じました。
「サンプルが出来上がってすぐに盛りつけたい料理が思い浮かぶ物も…」
窯元へ行って数週間後、未央さんが選んだ器のサンプルが徐々に上がってきました。
実際に自分が直感で選んだ器を見たときの感想がどうであったかを聞くと、未央さんらしい前向きな感想が返ってきました。
「出来上がってきた物を見たときは想像と違う物があったけれども、すぐに盛り付けたい料理が思い浮かぶ物もあったりで心がすぐに動き出した。」
このようなリアクションと同時に器制作の難しさと面白さを感じていただけたようです。
私たちスタッフも日々制作の面白さと難しさを感じているので、一緒にプロジェクトを進めるにあたって同じような物事を感じていただけたのはとてもうれしかったです。
ここまでは未央さんのプロジェクトの感想を聞いてきましたが、次回の三回目(第六話)では未央さんがどのように今のキャリアにたどり着いていったかなどをお聞きしていきます。
(3回目につづく)
菱沼未央さんへのインタビューの目次
第四話(インタビューの1回目)9月2日
なんてポジティブで元気な方だろう。
第五話(インタビューの2回目)9月3日
「窯元を訪れ器を選んだ時はほとんど直感でした。」
第六話(インタビューの3回目)9月4日
ポジティブの秘訣は、「食事・睡眠・笑い」!