今回から2回に分けて、今月発売がスタートするChips Plateをご紹介します。
初回はChips Plateの企画立案から型の製作のお話です。
2017年9月にチップス初のオリジナルブランド「CHIPS mug.」が誕生しました。
CHIPS mug.はスタート当初からアイテムを増やしてシリーズ化したいと考えていました。
マグカップが登場した段階で、プレート、ボウル、別形状のマグなどの企画が動き出しました。
試行錯誤から出来上がったChips Plateの形
Chips Plateを企画する段階で、まず以下の4つのことをふまえたお皿を作ることから始まりました。
チップスマグの細工やビジュアルを損なわない物
ユニセックス使いの雰囲気を持ち合わせた形状
同じ窯で制作できる物
価格帯も合わせられる事
このように、チップスマグを作ったときにはなかった条件をクリアしなくてはならなかったのです。
以上の事をふまえてデザインをしながらも、世の中に出回っているお皿と同じような形状にならないよう、そして、何より使いやすいことなどの新たな課題も出てきました。
これら全ての条件前提に窯と打ち合わせをしながら、設計図を書き始めました。
設計図の変化
企画の初期段階で考えていたプレートは、リムが2段階に立ったものでした。
チップスマグのボトム部分をソックリ切り取ったような形状です。
このデザインにいまいちピンと来ていないうちに、第2弾のCHIPS stack mug.が登場していました。
そしてこの登場がきっかけとなり、持ちやすさも考慮に入れ、細リム付きのプレートで行こうとなりました。
そして設計図を書き直し、立体の見本を作る事になりました。