自由が丘のお客様との打ち合わせの帰り道、MONT-BLANCのモンブランを買って帰り、休憩時間に頂きました。
黄色いよく見るビジュアルのモンブランは、味も小さいときに食べていたものと変わりなく、とても懐かしい気持ちになりました。
日本で昔からある「モンブラン」というケーキは、ここ「東京自由が丘 MONT-BLANC」が発祥のお菓子。
元祖モンブランと言う事は知っていましたが、ちょっと調べてみると、その生い立ちにとっても感激しました。
このMONT-BLANCの創業者である迫田氏が、フランスへお菓子の旅に行った際に出会ったモンブランのすばらしさを日本へ伝えるため、日本で作る許可を得て持ち帰ってきた物。
日本に馴染むように、茶色ではなく、甘露煮の黄色い栗に変えて出来たのが日本に昔からあるモンブランとして定着したそう。
迫田氏は、日本でこのケーキが広まるように、あえて商標登録をしなかったそうです。
そのおかげで、日本のケーキ屋さんにはショートケーキやチョコレートケーキなどと肩を並べて、この黄色いモンブランがあったのですね!
良い物はみんなに知ってもらいたい!という気持ちって人を幸せにしますよね。
今では、フランス本土で定番の茶色い渋皮の入ったモンブランもよく見かけますが、黄色いモンブランも根強い人気がありますよね。
ケーキの真ん中に入っている栗の甘露煮を口の中でコロコロさせながら、そんな日本のモンブラン事情を調べて感動した午後でした。