今、世の中に出回っている洋服や家具やテーブルウェアなどの多くが、アンティークやヴィンテージと言われる古いものに影響を受けてデザインされていると言っても過言ではありません。
テーブルウェアのデザインやブランディングをしているからと言うわけではなく、昔の日本やアメリカ、ヨーロッパで使われていた物を見たり探したりするのが好きなので、ちょこちょこ蚤の市や骨董市を訪れます。
そう言うところに行って初めて、「今流行ってるあのデザインって、実はこのデザインの影響なんだ!」と気付く場合もあり、とても勉強になります。
今日は、月に4日ほどしかオープンしないアンティークの雑貨屋さんが開いているということで、ちょっとのぞきに言って来ました。
たくさんのテーブルウェアが並ぶ中、今回目をつけたのは、テーブルリネンとカッティングボード。
家にお持ち帰りし、早速、パンとごはんと…の食器と合わせてパシャリッ!
とても長く使われていて、カビが出るたびに削った為にうす〜くなって年季が入りまくったそのカッティングボードは、シンプルな飽きの来ないデザインのため、現代の物と合わせて使ってもしっくりハマります。
使うことを考えてデザインされ、丁寧に使われて来たものは、今でも十分使うことが出来るし、全く古さを感じさせません。
長く愛されるものって、そういうものなのですね。
私たちも、長く愛され、未来に真似されるような物を生み出すことが出来たら良いなぁと日々色々考えています。
今でも使える昔の物に触れることって本当に素敵なことです。