先日、打ち合わせで、お皿についていろんな話をしました。
チップススタッフは長年陶器の企画に携わっており、いろんな角度から陶器というものを見てきましたが、料理を乗せる前までの行程に携わっているに過ぎません。
興味深かったのは、「盛り付け」について。
誰が使ってもおしゃれに見える皿、この人が盛り付けるからおしゃれに見える料理…など、目の前に置かれるそのワンプレートという小さな世界の中にも、いろんな角度から視覚的に食欲や美的センスに訴えかけるものがあり、そのために多くの人が知恵や感覚など投じているということを改めて実感出来たと言うことです。
お料理が美味しそうに見えるお皿って何色かな?
何色の食材と何色の食材を組み合わせたら綺麗に見えるかな?何を手前に置いたら食べやすいかな?
色んなことを考えながらお料理を盛り付けてみると、目の前に置かれたお料理に色んな人の愛を感じずにはいられません。
何気なく置かれたお料理にも、多くの人が関わっているとこがわかり、「いただきますっ!」の時にいつもより少し背筋がしゃんとしました。