今日は先日初めて購入した手巻き式の時計のお話を。
その時計はGS/TPと言うブランドの手巻き時計です。
今まではずっと手巻きの時計は面倒くさい物だと思って避けてきました。
思い返すと、その考えは私の祖父や父の世代の人が言っていた事を鵜呑みにしてきたからです。
祖父や父の世代はちょうどクオーツの時計が一般に広がった頃です。
いちいち毎日巻かなくても良いというのが画期的で、爆発的に世間に浸透していったと聞きます。
その世代の人たちが、常に「買うなら手巻きよりクオーツが良いよ。楽だから。」と言っていたので、何も考えず、クォーツが良いもので、手巻きは面倒や物だと思っていました。
手間のかかる子はかわいい GS/TP
今回初めて手巻き時計を買ったのは、「一つのものを大切に愛でたい」という考えが発端です。
これだけ物が溢れていて、色々な良いものが簡単に買えるようになっている世の中ですが、手間がかかっても本当に良いものを長く使いたいと思いました。
このGS/TPの手巻き時計は1日1回は巻かないと止まってしまいます。
でも大切に使ってオーバーホールをしていけば一生使えます。
残念ながらクオーツの時計は寿命があると言われています。
手巻き時計ならば、使い方次第で自分の子供に譲りわたす事もできます。
きっかけは、文字盤や細かいデザインが気に入った事ですが、毎日いじることによって、(なにかペットを飼っているような?感覚)とても愛着が湧いています。
手がかかる子は可愛いとはよく言ったもんですね!
今回買ったGS/TPの時計は、ずっと大切に使って行きたいかわいい時計です。