普段から小沢健二の曲をよく聞いている我が家では、19年ぶりのシングル「流動体について」をきっかけに先週からオザケン祭です。
高校生の時、渋谷系と言われるフリッパーズギターやピチカートファイブが流行り出し、大学の新歓コンパのカラオケでは、「今夜はブギーバック」のスチャのラップパートをみんなで大合唱…。
ファンでもファンでなくても、毎日小沢健二の曲をテレビやラジオで耳にする様な日々でした。
あれからもう20年も経つのかと驚いています。
20年前の私たちは胸を痛めて小沢健二なんか聞いていたんだなぁ、そして、大人になり随分経ち、当時思い描いていた自分になれているのか不明な点も多いですが、久々にテレビで見るオザケンは素敵に年を取っていて、相変わらずの不安定な歌声を聴かせてくれ、なんだか、私のこの20年も全て肯定してくれたかの様で安心しました。
そして、これからも行きていく中で、間違いに気づくことがあれば、その時にきちんと自分と向かい合って進んで行く事を積み重ねて行けば大丈夫だと教えてもらいました。
小沢健二の曲は、今でもいろんな人にカバーされ、20年と言う時が経っても全く古さを感じません。
私たちの様に、この時を待ち焦がれていた世代だけでなく、これがきっかけで知った若い世代が、かつて私たちが清志郎やはっぴいえんどを後追いで聞いて好きになった様に、小沢健二を好きになって、その詞の世界観に魅了されてくれればいいなぁと思います。
さぁ、今年はフジ参戦かな!
みんなで久々にブギーバック大合唱したいですww