「パンとごはんと…」プロジェクトに関して、これからいろいろとご紹介をしていきたいと思います。
まず、今回このパンとごはんと…を一緒に手がけていく事になった菱沼未央さんについて、5回に渡り綴っていきます。
第一回は、「菱沼未央さんとの出会い」です。
「今、こんな事、考えてるんだよねぇ〜」と、社内での何気ない会話からそんな話になりました。
その話というのは、
「管理栄養士で、フード&テーブルコーディネートが出来て、写真も撮れる人を紹介してもらった。
その人が、自分の料理をこんな器に盛り付けたい!って思える器を一緒に作ってみたい」
…というもの。
あまりにもザックリとしたその提案…でも、なんだか面白そう!と思い、少し話を進めてみようと思いました。
未央さんにも同じ様にザックリとしたこの提案が伝わり、それからメールでのやり取りの日々が続きました。
決まった事は、
・プロジェクトのテーマを一緒に決める
・一緒に岐阜の焼き窯を巡って、未央さんの感覚で、たたき台になるサンプル依頼をする
・9月の展示会で皆さんに披露する
とりあえず、顔の見えない所で話していても…という事になり、一度お会いしてみる事になり、ミーティングをする事になりました。
実際、未央さんにお会いした第一印象は、「若い!元気!」。
その後、何度かお会いしていますが、この印象に間違いはなく、とても元気で前向きな方です。
お料理の専門家の未央さん、陶磁器が専門の私たち、それぞれの分野にはお互い詳しくないけれど、お料理は器に、器は料理のためにあるものなので、両方の良いところが上手く生きるプロジェクトを!という事で、意気投合し、今回のテーマが生まれました。
「パンとごはんと…」
このテーマは、
・どんな料理(洋食でも、和食でも)でも生き生きとする器を作る。
・飽きずに長く愛してもらえる器を作る
と言う、意味が込められています。
パンもごはんも大好きな未央さんと一緒に作る器。
どんな器が生まれるのかワクワクします。
次回は、パンとごはんが大好きな菱沼未央さんについて、詳しくご紹介いたします。